那珂川最上流の深山ダム からせん縁起駅舎の旅
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那珂川最上流の深山ダム 大倉山、三倉山、流石山から雪どけ水を湛える
アスファルト遮水壁型ロックフィルダム ダム放流
●深山ダム(栃木県那須塩原市)、提長333m、堤高75m、総貯水量2,580万トン
 手前が「深山ダム管理所」、対岸には電源開発梶u沼原発電所」、上方には「沼原ダム」や「沼原湿原」がある。
 私は、1984年から5年間、この雄大な那須高原の大自然を相手にダム管理の仕事をしていました。
 那須烏山市を流れる「那珂川」は、この深山ダムを起点とし茨城県大洗町を経て太平洋に注ぎます。




【厳冬の深山湖】


冬の深山ダムへ行ってきました。深山ダムは板室温泉から約10kmほどの山奥にあるダム湖。福島県との県境に接し、ほぼ日本海側の気候です。そのため冬型の気圧配置が強まると猛吹雪となり、ひと晩で50cmの積雪を記録することも、冬のダム勤務は過酷で雪と氷の戦いです。通勤にはジムニーとパジェロを使い分けていました。

大寒〜立春のころになるとダム湖は全面氷結し冬の厳しさはピークに達します。3月、雪融けのころになると山は少しずつ春めいて、ダム湖の色はコバルト・ブルー色へと変化します。早春のダム湖は美しい景色となり今でも忘れられません。

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